直行便と乗り継ぎはどっちがいい?メリットとデメリット、経由便についても解説!

旅の準備と知識

みなさん、こんにちは。けーいちです。海外旅行へ行くとき、絶対に買わなければいけないのが航空券。でも、航空券には「直行便」「乗り継ぎ便」「経由便」と種類があることをご存じでしょうか。

中には、直行便・乗り継ぎ便・経由便のどれを購入するべきかわからず困っている方もいるかもしれません。

そこで、この記事では直行便・乗り継ぎ便・経由便の違いと、それぞれのメリット・デメリットについて説明した上で、どれを買うべきかお伝えします。

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悩める男性
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という方におすすめです!

直行便・乗り継ぎ便・経由便の違い

では早速、直行便・乗り継ぎ便・経由便の違いについて見ていきましょう!

直行便

直行便であれば目的地まで直接移動できます。

直行便とは、目的地まで飛行機1機で移動できるフライトのことです。たとえば、東京から台北へ行くのであれば、東京で乗ったフライトがそのまま台北に到着することになります。

乗り継ぎ便

乗り継ぎ便の場合、乗り継ぎ先の空港で便名の異なるフライトに乗り換えることになります。

乗り継ぎ便とは、日本から目的地へ行くまでの間に、途中で飛行機を乗り換える必要があるフライトのことです。

たとえば、東京からニューヨークまで旅行に行くとしましょう。乗り継ぎ便の場合、東京からニューヨークへ行くのではなく、まずは乗り継ぎ先の国へ行きます。乗り継ぎ先の国に到着したら、到着した空港で飛行機を乗り換えてニューヨークへ向かいます。

乗り継ぎは1回とは限りません。場合によっては、2回、3回と必要になることがあります。

乗り継ぎ便には通しと別切りがある

乗り継ぎ便には「通し」と「別切り」の2種類があります。

通し 出発から目的地までの航空券を一括で購入すること。
別切り 出発から目的地までの航空券を一括で購入せず、別々に買うこと。

通しのチケットを購入すると、出発地から目的地までの航空会社は同一になるのが一般的です。一方、別切りのチケットは航空会社が2社以上になります。

基本的に、航空会社や旅行代理店のホームページなどで販売されているのは通しのチケットです。別切りのチケットは、自分で別々の航空券を予約しない限り手にすることはないでしょう。

経由便

経由便の場合、たとえ途中で機体が変わったとしても便名は変わりません。

フライトの中には、目的地へ到着する途中でいったん別の空港に着陸し、その後目的地へ向かうものがあります。このフライトは「経由便」と呼ばれており、ひとつのフライトで2都市に着陸するのが特徴です。

経由便の場合、出発地から目的地までひとつの機体で移動するのが一般的ですが、途中によった空港で機体が変わることもあります。

機体が変わらない場合は途中の空港で降りなくていいこともありますが、降りなければならないケースもあります。
機体が変わる場合は、乗り継ぎ便と同じく一度降りる必要があります。機体が変わるかどうかに関係なく、途中の空港で降りなければならない場合は、ほとんど乗り継ぎ便と同じと考えて差し支えないでしょう。

経由便の数は多くありません。たとえば、成田~台北~香港を結ぶキャセイパシフィックの路線や、中部(名古屋)~北京~アブダビを結ぶエティハド航空の路線などがありますが、2023年1月現在は運休していています。

直行便・乗り継ぎ便・経由便のメリットとデメリット

では、直行便・乗り継ぎ便・経由便には、いったいどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。簡単に表でまとめてみました。

【直行便、乗り継ぎ・経由便の主なメリットとデメリット】

フライトの種類 メリット デメリット
直行便 効率的に移動できる 乗り継ぎ便や経由便よりも値段が高い傾向がある
乗り継ぎ便
経由便
第三国で一度飛行機から降りる必要がある 直行便よりも値段が安い傾向がある

このほかにも細かいメリットやデメリットがありますが、それについては以下で詳しく説明します。

直行便のメリットとデメリット

直行便のメリットは、効率的に移動できることです。乗り継ぎ便の場合、どこかの国で飛行機を一度降り、再度搭乗手続きを行う必要があるので、その分時間がかかります。
目的地までのフライトの出発時間次第では空港での待ち時間が10時間以上に及ぶケースもあり、その場合はさらに時間が無駄になるおそれがありますが、直行便であればそんなことはありません。

ただ、直行便は乗り継ぎ便や経由便よりもチケットの料金が高いことがあります。2倍近く値段が違うことも珍しくないので、費用を重視するのであればおすすめできない選択です。

また、直行便が就航している都市は限定されます。そのため、直行便にこだわると旅行できる国や地域が限られてしまう点もデメリットといえるでしょう。

乗り継ぎ便のメリットとデメリット

乗り継ぎ便のメリットは、直行便よりも値段が安いことです。コロナ前の話ですが、ヨーロッパの大都市(パリ、ロンドンなど)へ行くとき、直行便の相場が約15万円だったのに対し、中東や中国を経由した乗り継ぎ便の相場は8〜10万円ほどでした。

一方、乗り継ぎ便は、直行便よりも時間がかかります。乗り継ぎ便の場合、日本から乗り継ぎ先へ向かうフライトが遅延すると、最悪の場合は目的地までのフライトに乗り継げないことがあります。

通しの航空券であれば代わりのフライトを用意してもらえますが、状況次第では代わりのフライトが数日先になることもあり、その場合は現地での滞在時間が大幅に削られてしまいます。別切りの航空券の場合は、乗り継ぎ先から目的地までのフライトを再度買い直さなければなりません。

経由便のメリットとデメリット

経由便も、直行便と比較すると値段が安いケースがあります。出発地から目的地まで同じ機体を使う場合は、遅延しても次のフライトに乗り遅れる心配がない点もメリットといえるでしょう。

一方で、直行便と比べれば目的地到着まで時間がかかるのは乗り継ぎ便と同じです。前のところでも言いましたが、途中の空港で飛行機を降りなければいけない場合、経由便は乗り継ぎ便とほぼ同じと考えて問題ありません。

まとめ:結局どっちを買うのがいいの?

個人的な意見としては、海外旅行の経験が少ないのであれば、面倒や手間の少ない直行便をおすすめします。

ただ、直行便だけでは行ける国が限られてしまうのも事実。海外旅行の経験値が上がってきたら、乗り継ぎ便を利用して旅費を節約したり、直行便では行けない国や地域にも足を運んでみてほしいですね。

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