みなさん、こんにちは。けーいちです。海外旅行をしたいと思って航空券を検索しているとき、マニラで乗り継ぎのフィリピン航空が最安で表示されることってありませんか?
でも、「乗り継ぎって面倒くさい」「乗り継ぎ(あるいは海外旅行自体が)初めてなので、どうすればいいかわからない」などの理由で、購入をためらっている方もいるのではないでしょうか。
僕はこの間、マニラ経由で東京からバンクーバーまで移動しました。これまでさまざまな国での乗り継ぎを経験していますが、マニラ経由はちょっとクセがあります。
でも、事前に流れを知っておけば難しいことはないので、あらかじめ知識を持っていれば、航空券の料金を抑えて旅行を楽しめるでしょう。
そこで、フィリピン航空を利用してマニラで乗り継ぐときの流れを紹介します。バンクーバーのほか、デンパサール(バリ島)、クアラルンプール、シンガポール、バンコクなどのアジア方面へ向かう国際線の航空券購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
この記事は
航空券を安く抑えたいけど乗り継ぎは不安…。
マニラでの乗り継ぎは初めてだからあらかじめ流れを知っておきたい…。
という方におすすめです!
なお、マニラ乗り継ぎで利用したフィリピン航空の搭乗記は、こちらの記事でまとめています。「フィリピン航空大丈夫かな…?」と思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目的地へのフライトがどのターミナルから出発するか確認する
まず、目的地へのフライトがどのターミナルから出発するのかを事前に確認しておきましょう。フィリピン航空の国際線は第1ターミナルもしくは第2ターミナルから出発しています。
日本からのフライトは第2ターミナルに到着します。そのため、目的地へのフライトが出発するターミナルによって、
- 第2ターミナル → 第2ターミナル
- 第2ターミナル → 第1ターミナル
のように、移動の流れが異なります。目的地へのフライトが出発するターミナル次第で乗り継ぎ方も変わるので、到着後の動き方をより明確にするためにも、乗り継ぎ先のフライトが出発するターミナルを知っておくことが大切です。
到着:Transfersの文字を探して直進する
飛行機を降りたら、そのまま道なりに進みます。基本的には直進するだけなので、ここで迷う心配はありません。
しばらくまっすぐ進むと、「Domestic/International Transfers」「International Baggage」と書かれたサインが頭上に見えてきます。
国際線乗り継ぎの場合は、Domestic/International Transfersへ進みます。エスカレーターや階段があり、下に降りられるようになっているので、そのまま下ってください。
乗り継ぎカウンター:スタッフの指示に従って行動する
階段を降りると「Transfer Desk」と書かれた案内所があるので、ここでマニラから乗り継ぎ先までのチケットとパスポートをスタッフに提示してください。
おそらく、少し待つように言われると思うので、次の案内があるまで待機しましょう。このとき、パスポートはスタッフに預けることになります。
画像左に見える白いイスが、乗り継ぎ待ちの人のための待合所です。第1ターミナルへ移動する際はバスに乗る必要があるのですが、どうもある程度人数が集まってから呼んでいるようなので、場合によっては結構待たされるかもしれません。次のフライトまでの時間が短い場合は、スタッフに確認してみるのがいいでしょう。
セキュリティチェック:次のターミナル次第でここからの行動が変わる
目的地までのフライトが出発するターミナルによって、ここからの動きは変わります。
第2ターミナルの場合
目的地までのフライトが第2ターミナルから出発する場合は、セキュリティチェックを通過したらそのままエレベーターで3階に上がります。係員が誘導してくれるはずなので、その指示に従ってください。
3階は出発エリアなので、これにて乗り継ぎ完了です。カフェでコーヒーを飲んだり、免税店で買い物をしたりしながら、次のフライトの出発を待ってください。
なお、オーストラリア行きのフライトについては、追加のスクリーニング手続きがあるようです。詳細については、フィリピン航空が提供する「NAIA Transfer Guide」を参考にしてください。
Transfer Guideは英語で書かれているので、わからない場合はフィリピン航空のコールセンター(03-6262-5663)に問い合わせることをおすすめします。
第1ターミナルの場合
セキュリティチェックを終えると、第1ターミナル行きのバスに誘導されます。バスに乗る前にパスポートを返されるので、受け取ったらバスに乗り込みましょう。
第1ターミナル到着後:もう一度セキュリティチェックを受ける
第2ターミナルからのバスは、ゲート18というところに到着します。ここでもう一度セキュリティチェックがあるので、覚えておきましょう。
セキュリティチェックを終えてエスカレーターを登ると、スタッフに行き先の確認をされます。そこを通過すると第1ターミナルの出発フロアに到着するので、これにて乗り継ぎ完了となります。
第2ターミナルから第1ターミナルへの移動では、どの路線へ乗り継ぐにしても最低2回のセキュリティチェックが必要です。
しかし、カナダ、アメリカ、ニュージーランド路線については追加のセキュリティチェックが必要になるそうです。詳細については、フィリピン航空が提供する「NAIA Transfer Guide」を参考にしてください。
Transfer Guideは英語で書かれているので、わからない場合はフィリピン航空のコールセンター(03-6262-5663)に問い合わせることをおすすめします。
まとめ:マニラでの乗り継ぎは難しくない!
実際にマニラで乗り継ぎをしてみて、「それほど難しいものではないな」と思いました。基本的にはスタッフが誘導してくれるので、指示に従っていれば問題なく進みます。
ただ、路線によってはセキュリティチェックが最大3回あるなど、他の国での乗り継ぎとは異なる点もあります。スムーズに乗り継ぐには、目的地のフライトに応じた乗り継ぎの流れを知っておくことが大事になるでしょう。
コメント
フィリピン航空で成田ーマニラーバリと乗り継ぎするのですが、ターミナル2内での乗り継ぎ予定だったのがターミナル2→1へ移動に変更となり、乗り継ぎ詳細情報になかなか辿り着けず困っていたので、とても参考になりました。
一度入国審査をしてからターミナル移動、と書かれている情報もありましたが、NAIA Transfer Guideを見る限り、現在は入国の必要は無さそうですね。
乗り継ぎ時間も2時間しかなく、悪名高きマニラ国際空港で大丈夫なのか!?と不安だったのですが、予習できて少し安心しました。
ありがとうございます。
mayurinbeさん
コメントありがとうございます。僕も入国審査が必要なのかと思っていましたが、その必要はなかったです。
2時間ですか…。成田からのフライトが遅れず、すぐにバスへ案内してもらえれば十分に間に合う時間だと思います。
ただ、バスに案内されるまでどれくらい時間がかかるかわからないので、案内が遅い場合はチケットを見せながら「I don’t have time!!」とアピールするのがいいかもしれませんね。笑
まあ、さすがに相手も乗り遅れないように手続きを進めてくれるとは思いますが。